此君亭4月の月釜

4月22日(日)天候にも恵まれ、露地の植物もたくさんの花をつけて皆様をお迎えしました。

広間では裏千家山下宗粒先生が釜を掛けて下さいました。
お席に入られた方に旅をしていただく志向で、一献いただきながら琵琶の音と共に船旅です。
主茶碗にも江戸から京への宿場名の刻印がありました。

木筆庵は、岡田社中の仁平宗都が担当させていただきました。
表千家は4月が釣釜の季節でお棚は旅だんすが最も多く使われますのでそれに習いました。
お床の香合は流木香合蟹蒔絵で、川に見立てた盆に石を置きました。
脇床には近づくこどもの日を祝して陶芸家松田百合子さん作の兜を置かせていただきました。

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